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現代語訳 信長公記 | 感想

 日本の戦国時代がお好きな皆さんにはおなじみの本ですよね。織田信長のことを知るための第一級史料です。それがこんなに読みやすい(しかもリーズナブルな)現代語訳になって登場したのは衝撃でした。

この本を書いたのは、太田牛一です。信長に仕えた武将です。そうそう、太田牛一が『信長公記』を完成させるまでの顛末をドラマチックに描いた小説『信長の棺』
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も良かったです。

『信長公記』は史料として絶大な信頼を得ていますよね。例えば、信長の全国デビュー戦ともいうべき桶狭間の戦い(1560年)について。ずいぶん前までは、信長による奇襲作戦の勝利だと思われてきました。

でも今では、『信長公記』にその記述がないという理由で、奇襲説は否定されています。

つまり、少し乱暴な言い方になりますが、『信長公記』に書いてあれば本当、書いてなければウソ、と言っても良いくらいの戦国史料の王者なのです。

この本には、信長はもちろん、羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、その他、有名なたくさんの戦国武将が登場します。戦いの細かい様子やエピソードが描かれています。

行間から、武将一人ひとりの息吹が聞こえてきそうな一冊です。

at 07:29, あーりー, 歴史教養

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