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完全制覇 - 関ヶ原大合戦

完全制覇関ヶ原大合戦―この一冊で歴史に強くなる! (「完全制覇」シリーズ)
完全制覇関ヶ原大合戦―この一冊で歴史に強くなる! (「完全制覇」シリーズ)
外川 淳(著)

豊臣秀吉の病没から、関ヶ原の合戦に至るまでの期間、日本は動乱の時代に逆戻りし、一寸先は闇の状態が続きました。

本書では、この期間の権力闘争を「戦国世紀末決戦」とネーミングして切り取っています。「戦国世紀末決戦」の勝者はもちろん徳川家康です。家康がどのようにして勝ち残り、覇権を確立したのか。そのプロセスを分析した一冊です。

徳川家康は面白い人です。ドサクサにまぎれて力を伸ばすのが、とてもうまい。本能寺の変のときも、あの歴史的なドサクサにまぎれて領土を広げまくりました。

本能寺のゴタゴタが収まる頃には、それまで信長の一同盟者でしかなかった家康は、ちゃっかりそれなりの大勢力に成長していました。

明智光秀をやっつけて一息ついた秀吉は、急成長した家康を見て「あれ? 家康ってこんなに強大だっけ?」とビックリしたんじゃないかと思います。

そういえば。桶狭間のときもそうでしたね。1560年、今川義元の支配下にあった家康は、桶狭間の戦いで義元が敗れると、そのドサクサにまぎれて独立をはたします。

ただし、混乱に乗じて今川方の城を強引に奪うようなことはしません。今川方が城を捨てて逃げるのを待って、無人になった城を拾うというスマートなやり方をとりました。そうすればあとから今川家に「きみ、うちの城を奪ったしょ?」と責められずにすみますもんね。

家康は戦国一のちゃっかりさんです。彼のちゃっかりパワーがもっとも発揮されるのが「戦国世紀末決戦」です。

at 10:35, あーりー, 歴史教養

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