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15秒でツカみ90秒でオトす アサーティブ交渉術

15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術
15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術
大串 亜由美(著)

アグレッシブ(攻撃的)でもなく、パッシブ(受身的)でもない、アサーティブ(積極的)な交渉術を説いた本です。

手元の英和辞典によると、アサーティブ(assertive)には「独断的」とか「断定的」という意味があるそうです。しかし、本書ではもっと好意的なニュアンスで使われています。

ガツガツギラギラして相手を圧倒するわけでもなく、逆にヘラヘラペコペコして受け身になるわけでもない。自然体でニュートラルな交渉姿勢。相手がついイエスといってしまいたくなるような、気持ちのよい自己主張。それがアサーティブです。

読んでいて、三国志の劉備を思い出しました。とくに吉川三国志の劉備です。

たとえば1巻の冒頭です。劉備は役人から泥棒だと疑われて詰問されます。このとき劉備は、いっさい反抗的な態度をとりませんでした。かといって、へつらうようなこともしません。

劉備はあくまで「素直ではあるが、凛とした」態度で対応します。これがアサーティブということなのかも知れないと思いました。

曹操は「天の時」を、孫権は「地の利」を、そして劉備は「人の和」を味方につけます。今も昔も「人の和」をもって仕事を成し遂げるには、アサーティブな姿勢が大事なんですね。
15秒でツカみ90秒でオトすアサーティブ交渉術

at 09:01, あーりー, ビジネス

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