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ロビンソン・クルーソー

ロビンソン・クルーソー〈上〉 (岩波文庫) ロビンソン・クルーソー 下    岩波文庫 赤 208-2
ロビンソン・クルーソー〈上〉(岩波文庫)
ロビンソン・クルーソー〈下〉(岩波文庫)
デフォー(著)

子供のころ、よく秘密基地をつくって遊びました。鮮明に覚えているのが河原の草むらに作った秘密基地です。草むらといっても、当時の僕らにとってはジャングルでした。

僕らはジャングルをかき分けて手頃な場所を見つけると、捨てられていたパイプ椅子や、壊れたバイクや、古いタイヤなどを集めてきて秘密基地の形を整えていきました。タイヤを転がすと、中にたまった雨水がポコンという音をたてて飛び出してきました。みんなで笑いました。ジャングルの壁に守られながら、僕たちは一日中はしゃぎまわっていました。

次の日、僕らは秘密基地に行ってみてビックリしました。跡形もなく基地が消滅していました。河川敷の工事のため、ジャングルはきれいに刈り取られ、せっかく集めたパイプ椅子や壊れたバイクもどこかに片づけられていました。タイヤが取り残されていたので転がしてみると、ポコンという音を立てて雨水が飛び出してきました。誰も笑いませんでした。

これが僕にとって最後の秘密基地でした。

ロビンソン・クルーソー』を読むと、楽しかった秘密基地を思い出します。

at 09:37, あーりー, 書籍全般

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