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関ヶ原 - 司馬遼太郎(著)

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関ヶ原〈上〉 (新潮文庫) 関ヶ原〈中〉 (新潮文庫) 関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)
関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)
関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)
関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎(著)

1999年。僕は痔で入院していました

病室では、とくにすることがありません。退屈なので、たくさん本を持ち込みました。その中のひとつが、この『関ヶ原』です。おなじ病室内で本を回し読みすることがあったのですが、この作品はとても評判が良く、順番待ちができるほどでした。

タイトルの通り、関ヶ原の戦いを題材にした歴史小説です。天下分け目の戦いだけあって、当事者の真剣さは尋常ではありません。武力衝突よりも、そこに至るまでの東西両勢力の巧妙な駆け引きに多くのページが割かれています。

槍も鉄砲も使わないIQ戦争です。自分の一挙一動がどういう重みを持って人々に伝わり、どんな形となって世論を動かしていくのか。それを知り尽くした男たちの壮絶な知能戦は刺激十分でした。

はてしなく手の込んだ駆け引きを見ていると、ビリヤードを思い出しました。第1の玉をついて第2の玉を転がし、第3の玉をポケットに落す。先の先の先を読んだものが勝つ権謀術数のぶつかりあいです。

at 14:04, あーりー, 司馬遼太郎

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