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三国志 - 吉川英治歴史時代文庫

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三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)
三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)
吉川 英治(著)

チャーハン。炒飯。

おいしいチャーハンを食べるとき、僕はとことんよく噛みたくなります。食べ終わって「今回はちょっと噛み足りなかったかな」と思うときは、お腹はいっぱいなのにもう一皿食べたくなります。

よく噛まないともったいない気がするんです。ひと噛みひと噛みが一期一会とでもいいますか、とにかくそんな気分になるんです。

吉川英治の『三国志』を読んだときも、同じでした。ひと文字ひと文字、活字の並びを楽しみながら大切に読み込んで、味わって、文字を舌の上で転がすようにして行間に世界を広げていく。一行一行が、一期一会です。

「これは面白い、いつかまた再読しよう!」と思う本でも、実際に最初から最後まで再読する機会は少ないと思います。いま目の前にある文章をなんとなく読み流してしまったら、僕はもう一生このページのこの一行を目にすることはないのかもしれません。

だから、いま読んでいるこの瞬間をおろそかにしないように、舌の上で活字をコロコロと味わいます。とくに吉川英治の文章には、そうしたくなる魔力のような深みがあります。

三国志〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)
黄巾の乱で天下が乱れる中、劉備、関羽、張飛が出会い、桃園の誓いを立てます。曹操の呼びかけで反董卓連合軍が結成され、董卓軍と衝突。董卓軍に属する三国志一の豪傑・呂布が、縦横無尽に暴れまわります。

三国志〈2〉 (吉川英治歴史時代文庫)
傾国の美女・貂蝉の活躍により、董卓の栄華に終止符が。董卓亡きあと、天下の覇権を握るのは誰か?

三国志〈3〉 (吉川英治歴史時代文庫)
黄巾の乱からすでに10年。曹操vs呂布の戦いに決着がつきます。許田の狩りのエピソードもこの巻です。

三国志〈4〉 (吉川英治歴史時代文庫)
ついに諸葛亮の登場です。天才軍師・孔明という翼を得た劉備は、天下三分の計の実現に向けて大きくはばたきます。

三国志〈5〉 (吉川英治歴史時代文庫)
三国志でもっとも有名な、というより中国史上もっとも有名な会戦、赤壁の戦い。劉備、孫権の連合軍と曹操軍が激突します。

三国志〈6〉 (吉川英治歴史時代文庫)
劉備が蜀の国を得たことで、天下三分の計が実現。魏・呉・蜀の3勢力が三つ巴の戦いを繰り広げます。蜀の諸葛亮、呉の周瑜の激しい頭脳戦は見モノです。一方、魏では司馬懿が急速に存在感を増してきます。

三国志〈7〉 (吉川英治歴史時代文庫)
三国志の英雄たちの世代交代です。前半を彩った英雄たちが次々と世を去っていきます。三国志は新たな時代に突入。

三国志〈8〉 (吉川英治歴史時代文庫)
蜀の諸葛亮と、魏の司馬懿。ふたりの天才が智謀の限りを尽くしてしのぎを削ります。歴史の行く末は、この2人の手にゆだねられました。吉川三国志、完結です。

at 18:23, あーりー, 歴史小説

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